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肺のうた。

こいつも弾き語りの曲だろうなあ。という、

歌詞を主体にしすぎて、歌になるんだろうかという瀬戸際の曲。

「猟師の恋」というやつを作ったっす

今更の初期化も試している近頃。

思えば僕は歌詞から曲を書いていたんだよな。始めの方はなあ。

この空気感は悪くない。むしろ空気がまとわりついてこの瞬間を忘れられなくなるね。

はじめの作曲ってこんなだったかも。しれない。

できたらこれも次に演ってみようと思います。

 

「猟師の恋」

 

切り株の裏の奥に潜んだミミズは土を喰っている

暗がりで肥えて太った体を モグラがつるりと食らった

一年後、土の上で干涸びて転がって 狸が寝床でそれを食らった

明朝、鉄砲でズドーンとやられ 焼かれ 食らわれ 木の葉をかけられた

 

木の葉はたぬきと腐る たぬきと木の葉は混じる

骨が透明になるころ 猟師はキノコに当たって死んだ

 

猟師も焼かれ たぬきも焼かれ みんな焼かれて 煙になったのさ

空気に混じって 山を越えてゆく 猟師の恋した娘の元に 風になって

 

何も知らずに深呼吸をした 娘は猟師の窒素を喰った

蒸し暑いある晩に川で涼む 娘の足をヒルが食らった

釣り人の影を警戒していたでっかい イワナがヒルを食らった

しばれる朝にリベンジされ釣られ 焼かれ 食らわれ 木の葉をかけられた

 

木の葉はイワナと腐る イワナは木の葉と混じる

骨が透明になるころ 釣り人は娘と結ばれた

 

猟師も焼かれ たぬきも焼かれ みんな焼かれて ひとつになったのさ

空気に混じって また戻ってくるよ 猟師の恋した娘の元に 雨になって

 

Norm/hozzy

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